こんにちは、福です。
表題の件で神経が張り詰めてまして、福の状況がはっきりするまで何も手につかず、ブログ更新・ご訪問お休みしてました。
失礼いたしましたm(_ _)m
タイトル通り、
福が出汁パックを食べてしまったお話です。
結論から言うと、翌日、無事にうんちと共に出てきました。
病院にも行きましたので、
どういう経過で、
どんな診察をしたか等、
皆様の参考になれば、、、
自分の戒めになれば、、、
と思い、記録に残します。
とっても長くなりますので、ご興味のある方だけお付き合いいただければ幸いですm(_ _)m
■出汁パックを食べた経緯
それはスーパー猫の日の前日。
台所の蓋付きゴミ箱がいっぱいだったので、使い終わった出汁パックを他のゴミと共にレジ袋に入れ、レンジ横に仮置き。
そして、そのままゴミ箱に入れ忘れて寝てしまいました。
夜中の2時頃、福が私の布団に寝に来て、何だか満足気な毛繕い…
そこで、出汁パックを思い出し、慌てて台所に行くも、時既に遅し。
リビングにはレジ袋に入れてあったゴミが散乱。
でも、一緒に入れてあった出汁パックは跡形もありませんでした。
ネットで、「猫 出汁パック 食べた」で検索して、同じような経験をした方のブログを拝見。
食べたと思われるのが1、2時間前だったので、胃の中に残っている可能性もある。
24時間診療の病院で吐かせて出して貰おうか悩みましたが、猫は催吐剤があまり効かず、吐かせられないことが多いと知り、翌日の朝イチでかかりつけ医に行くことにしました。
■病院での診察
福は食欲もあり元気でしたが、ご飯は食べさせずに行きました。
病院で事情を話すと、まずレントゲンを撮りました。
でも、レントゲンには何も写らず。
レントゲンでは金属等の硬い物しか映らないようです。
先生の考えとしては、
◯現時点では嘔吐・食欲不振等の症状がなく、緊急性はない。
◯出汁パックを食べているところを見たわけではないので、確実に紙まで食べているとは言い切れない。(そんなに大きいものを食べるかなぁ、と懐疑的でした。)
◯食べたか分からないのに、嘔吐の薬を使って猫に負担をかけたくない。(犬は良く効く催吐剤があるが、猫にはない。麻酔薬を嗅がせて吐かせるが、上手くいかない場合が多く、薬の危険性もあるから無闇に使いたくない)
◯やるとしたら、バリウム+レントゲンで、胃の動き、腸に詰まりがないか確認するのが良いと思う。
◯バリウムで異常が見つかった場合、次の段階として、
①吐く薬を試す。
②自分で自然に吐くか、出すまで待つ。
③内視鏡で取る。場所によっては切開して取る。
と言った、選択肢を考える。
とのことでした。
先生的には、猫は吐く生き物だから、異物があったら自力で吐くと思うし、様子見てもいいんじゃないかなぁ。
という雰囲気でしたが、私が何かせずにはいられなかったので、とりあえずバリウムをお願いし、福を病院に預けました。
バリウム検査が夕方3時頃に終わり、先生から電話で状況報告。
◯結果から言うと、胃の中に特に異物は見当たらなかった。 (紙でも多少なりバリウムが染みて分かると思う、とのこと)
◯小腸、大腸までの流れもスムーズで、詰まりもない。
◯食べてないんじゃないかなぁ。 (でも、家の中からは見つかってないのよ。)
とりあえず、4時の診察開始と共に迎えに行き、レントゲンを見ながら再度説明を聞きました。
先生からは、
異常が見つからなかったので、現段階ではこれ以上治療はない。
もし数日後に嘔吐が続く等の異常があれば、またバリウム検査をして検討しましょう。
とのことでした。
バリウムについても少しだけ。
動物にバリウムを飲ませた場合、人間のように下剤を飲んだりしなくても、自然に出るそうです。
うんちの色は、白とは限らずうんちと混ざって茶色の時もあるそう。
ご飯を食べた方が腸が動いて出やすくなるので、帰ったらすぐ食べさせてもOKとのことでした。
■診察・検査の費用
費用は全部で19,580円でした。
安いのか、高いのかは何とも…💦
■帰宅後
家に帰った福は、ちょっと興奮状態。
まずはご飯をあげると、そこから先は1時間おきにご飯の催促💦
何せ朝から17時まで何も食べてなかったからね。
夜、9時頃うんちが出たけれど、その時は異物やバリウムらしきものはありませんでした。
ちなみに使い捨てビニール手袋をはめて、うんちは全て割って、中身を確認しました。
翌日は、疲れが出たのか寝てばかりの福。
でも食欲はあり、具合が悪いという感じではない。
そして夜9時頃に、うんちの音。
見にいくと明らかに色が違う、少し白っぽい茶色のものが混ざってました。
バリウムかな?と思いましたが、他のうんちより硬かったので、更に丁寧に分解して見ると、3×5㎝くらいの紙でした!!
出汁パックだーーー!!!
もう一塊あり、そちらは開かなかったけど、サイズ的にほぼ出し切ったようでした。
あぁ、良かった!!!
更に翌日のお昼頃、小指第一関節程度の大きさのを出し、これでキレイに出切ったかな?というところです。
その後、福の様子に変わったところはなく、今に至ります。
■今回、病院に行くにあたり気をつけたこと。
◯ご飯は抜いていく。
→レントゲンやバリウム検査の時に胃の中にご飯が入っていると、異物なのかご飯なのか分からないそうなので、抜いて良かったです。
◯未使用の出汁パック(現物)を持っていく。
→大きさや素材を先生に伝えるのに、現物を見てもらうのが一番でした。
■おわりに
今回は自然に排泄できましたが、内視鏡で口から取り出す方法や、切開して取り出すということもあるようです。
飼い主としては、居ても立っても居られず、『一刻も早く、どんな手を使ってでも出汁パックを取り出したい!!』という気持ちでいっぱいでした。
でも、病院の先生の 『無駄な治療をして猫に負担をかけたくない!』 という冷静な判断で、一番楽に取り出すことが出来ました。
私のうっかりで、下手をすればもっと大事になっていたかも…と思うと本当に福に申し訳なくて💦
家の中に、猫にとっての危険がないか。
これくらいなら大丈夫、うちの子はこんなことしない、こんなもの食べない、と思い込んでないか。
改めて見直さなければいけないなぁ、と思いました。
こんな失敗が、皆様の参考になれば幸いです。
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